世渡り上手は気遣い上手

知っておきたいナースの心得とは?

看護師としての心掛け

看護師としての仕事は大変さがつきものであり、医療現場で働いているとそれを痛切に感じるものでしょう。ストレスも溜まってしまいがちであり、休みに古くからの知人に会ってストレスを発散しようとするのもよくあることです。

しかし、そこで常識が欠如してしまっていると知人から離れられてしまうことがあることには注意しなければなりません。知人と一度再会しただけで幻滅されてしまうということもあるからです。

その原因になりやすいのが、愚痴のこぼしすぎです。毎日医療現場で不満ばかりいう患者さんのお世話をしていることが大変であるということや、連日のようにして残業をすることになっているということを口にしてしまうことはよくあることでしょう。お酒の場になると余計にそれが助長されてしまいがちですが、それが原因になって知人との関係が悪くなってしまうことがしばしばあることを知っておく必要があります。

久々にあった仲だからこそ、できれば互いに良い報告をしあいたいもの。それが知人にとって喜びになっていることはよくあります。それが愚痴を聞くだけに終止してしまうことになるのは、毎度不快な思いをさせることになってしまうのです。仲の良い知人である場合には特に注意することが必要になります。心がけとして持っておけば、居心地の良い人として長く付き合いを続けていけるでしょう。

また、看護師が友達付き合いをする上で気をつけた方が良いことの一つに、間違った医療知識を伝授してしまうという注意点もあります。自分が看護師であれば、体調の相談をされることはしばしばあるでしょう。しかし、間違った対処法を教えてしまえばその人のみならず、その人の関係者にまで悪影響を及ぼしてしまいます。そうしたことを考慮すると、看護師という立場での発言はよく考えて行った方が良いといえます。看護師として、昔からの言い伝えやメディアなどの情報に踊らされないためにも、最新の知識を常に勉強しておくことが欠かせません。
《推奨サイト:医療の常識ウソ・ホント